2007年04月30日(月)

  やっぱり昨日までは相当具合が悪かったみたい。今朝、起きてみて「これが本来の状態だ」とわかる。起きているのが楽。掃除をしようとか、ごはんをつくろうとか、自然にそういう気分がわいてくる。昨日までは猫にごはんをやるだけで力尽きていたもんね、やっぱり病気だったんだねえ。それにしても爽やかな天気です。風、薫る。ふとん、干す。やっほー。
  キュウチャンを病院に連れて行く。ワクチンの接種とついでに歯石も取ってもらうのです。猫の歯石〜?というなかれ。歯石を放っといて歯槽膿漏にしてしまうと、腎臓がてきめんに悪くなるのです。腎臓が悪くなっちゃうと、ほんとに猫も飼い主も辛い。これ、ハチクンで経験済み。歯の健康が全身に及ぶのは、猫も人間も同じです。歯って体の一部ですからね。キュウチャン、がまんして歯石を取らせるでしょうか。麻酔をかける場合もあるらしいんだけど、キュウチャンはわりとおとなしいので、麻酔なしで様子をみながらちょこちょこと取ってみましょう、と言ってくださったので、今日は半日病院に預けています。
  そして、ナナチャン、やっぱり下に下りてきていました。今朝、鈴の音がする、と思って目を覚ますと、ナナチャンが目をまんまるにしてこっちを見てました。そ、そんなに驚かなくても〜!ギーチャンもキュウチャンも自分達の寝室に(つうか、オレの寝室なのよ)ナナチャンが来たことでちょっと吃驚したみたいでしたが、特に積極的な感情も意見もないようで、まあそんなものかな、という感じでした。おっとりしてますね。新入りと先住猫の相性が本当に悪いこともあり、そういう場合はもうどうしようもないと聞いたことがあったので、それが一番心配だったんだけど、どうやらこの3匹はなんとかなりそうです。あとは、とりあえずナナチャンが、家の中でふいにわたしに出くわしても驚かないようになってくれるのを待つばかりです。だって、逃げ方がすごいんだもん。足まだ治ってないのに。びっこをひきながら階段をかけ登って一目散にナナチャンルームに逃げ込む後ろ姿に胸が痛むのは、猫というものが、いつ何時、何をしていても真剣で必死だからなのでしょう。彼等の行動には、とりあえずとか、照れるとか、茶化すとか、ごまかすとか、そういう要素がまったく無く、目的だけがクリアに目の前にあって、そのことに全力で向かっている。わたしが猫を可愛いと感じる理由は、たぶんこの辺にあるのでしょうね。


 2007年04日29日(日)

 やっと。やっと人間らしい気持に戻りました〜。今回の風邪はひどかった。風邪をひいても熱を計る習慣がないわたしですが、今回はさすがに「何度くらいあるんだろう」と興味がわくほど具合が悪く、しかし、久しぶりに取り出した体温計は、なんと電池切れで計ることができなかった。残念!水銀計ならこんなことないのにね。
  ナナチャンがうちにきて1週間。ケージの扉はもちろん、ナナチャンルームのドアも開けっ放しで、ナナチャンさえその気になればいつでも1階のみんなの部屋に来ることができるようにしてあるんだけど、ギーチャンとキュウチャンがナナチャンの所に行くことはあってもナナチャンが下に来ることは、今の所まだないです。でも、ギーチャンと遊びながら階段を少しだけ降りたりするようになったので、もう少しというところでしょうか。そういえば、おとといくらいから1階のキュウチャン達のトイレに、キュウチャンのでもギーチャンのでもなさそうな、やけに小さいオシッコがしてあるので、もしかしてナナチャン、みんなが寝ている間とかにそっと降りてきていろいろ見て廻ったりしているのでしょうかねえ。ギーチャンとナナチャンは同じ一族なので、さすがに行動パターンも似ており、爪とぎの段ボールをめらめらに噛みちぎるところなど、そっくり。足が完治したらかなりの暴れん妨と見ました。もしかしてチュ−パも?と思いましたが、これはギーチャンだけで、ナナチャンは普通にコテンと寝ます。チュ−パは、まだ乳離していない頃に入院して、お母さんに十分甘えられなかったギーチャンならではのものみたいです。
  今日はこれからフローティングの台本を書いて、夜は稽古です。まだ病み上がりで冴えない感じだけど、気を入れ替えてがんばらなくっちゃ。
i999999uiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii←あっギーチャン書。


 2007年04月27日(金)

 今日も風邪です。猫好きの友だちにナナチャンを自慢?したくて家に招待していたのに。あえなくキャンセル。
  そういえば昨日、大学の時のサークル(モダンダンスクラブというものに所属していました)の友だちが揃って夢に出てきた。20年くらい会ってない人ばかり。みんなぜんぜん変わってないね、なんて言いあってたから夢の中でも久しぶりに会った設定なんだろうけど、何をするわけでもなく、ただしばらく一緒にいたという感じの夢だった。なんだろうね。
  風邪のせいなのか、胸から首にかけてがちがちにこわばってしまい、首がまったくまわらない。貧乏性なので、首がまわらない=借金、と連想。いかんいかん。そしてふと気付けば月末じゃん。連休前に家賃などの支払いをしなくっちゃ。というわけで一念発起して着替えて銀行に行き、帰りに柔らかティッシュと念願のアイスを購入。ハ−ゲンダッツを横目にみながら、いいやレディボーデンで、と倹約。最近、猫貧乏なのでこういう細かいところですごく気が小さいのよ。柔らかティッシュも、1階と2階にひと箱づつ買えばいいのに、ひと箱しか買わず。持って歩けばいいや、ってあり得ないのにね。
  レディボーデンってわたしたちが子供の頃は夢のような高級アイスだったのに、今食べてみると何となくフェイクな感じであまり感心できない。時代は変わるんだなあ。アイスなんてたまにしか食べたくならないんだから倹約しなきゃよかった、、、。友だちの夢と言えば、少し前にこんな夢も見た。古くからの友だちと一緒に歩いていて、用事かあるから一緒に来てほしいなと思うと、何も言わない先から友だちが「じゃあ、ぼくはこっちへ行くよ」と、二股に分かれた道をわたしとは別の方にすたすたと歩いて行っちゃうの。それが、あまりにもそっけなく冷たい態度だったので、思わず目が覚めてから「きみはほんとにひどい!」と言い掛かりメールをしそうだったほど。普段は実在の友だちの出て来る夢ってほとんど見ないので、深層心理とかに何か潜んでいそうな気がする、、、。と書きながらレディーボーデン470mlをほとんど食べ尽くしていて、恐るべしオレ。ちょっと冷えたかも。


 2007年04月26日(木)

  うーん、風邪です〜。昨日ふと「今、風邪菌が入った」と思ったら案の定。喉が痛く鼻が止まらない。今日はたまたまフローティングが休みで家で仕事なのでヨカッタ〜。
  アイスが食べたいなあ。でも、買いに行くのがしんどいのでたぶん食べられない。キュウチャン、アイス買って来て〜って介助犬か。そもそも猫だし。誰かが急にアイスを持ってわたしを訪ねたくなることを願ってみるが、あり得ない。ふう。たぶん熱が出て来たので、このように言ってることが妙ちくりんです。
  世間はそろそろ連休で、連休明けからは新年度のクラスが本格的にスタート。膝の骨が復活しないので、今年は主に教師として生きる決意。なので、仕事もしっかりするサ。膝の骨は、あまりにも恐ろしくて詳しく調べてないんだけど、なんかお皿が陥没しているみたいよ。で、最近わずかに陥没した部分が修復されつつあるみたい。人体の驚異!に驚き感激するほどには復活してないんだけど、痛みは減りました。事故からはや4ヵ月。こんなにたいそうな事になるとは。そして、事故から1ヵ月で、もう歩いているナナチャンって。これこそホントの人体の驚異。あ、猫でした。


 2007年04月25日(水)

  ナナチャンがいることにだいぶ慣れてきたオレとギーとキュウ。はっきりいって巨大ケージが必要だったのは最初の一日だけ。2日目からは扉を開けっ放しで、ナナチャンは好きなように出入りしている、っていうかほとんどケージは利用していないので、素材も作りもしっかりしているから「一生物です」とペットショップで薦められたこのケージ、今となってはかなり無用の長物デス。まあ、時々ギークンがケージ内を不思議そうな顔で探検しているので、それはそれでいいんだけどさ。キュウチャンも今日やっとナナチャンルームにしばらく滞在したりしました。今まではそそくさと逃げていってしまっていたんですけどね。ナナチャンも今の所ナナチャンルームから積極的に出たがることはないので、まあ、時間をかけてゆっくりということなのでしょう。誰も無理をせずいつの間にか自然に馴染んでいる、それがいちばんいいもんね。
  ナナチャンはギーとそっくりの黒猫ですが、顔は微妙に女の子らしく可愛いです。からだも小柄。写真撮りたいけど、まだ手術の時に剃った毛が生えてなくて右下半身がハゲチョビンなので、もうちょっと毛が生えてからにしようかなあ。


 2007年04月24日(火)

  チビクンの名前、決まりました〜。えっ、チビクンって名前じゃなかったんですかって?さすがに女の子にチビクンもないでしょう。ということで、チビクンの正式名称は、じゃじゃ〜ん!「ナナチャン」。発音は関西風に2音目の「ナ」を上げ気味でお願いします。キュウチャンが来た時に、ハチクンの次だからキュウ、といいつつ、おでこの縞模様がちょうど数字の7に見えるので、ナナという名前にしても良かったかなと思っていたこともあり、今回は女の子でもあるので「ナナチャン」を採用。ナナチャン、ハチクン、キュウチャン、ギークンで7、8、9、10です。あ、「ギー」はスワヒリ語で10という意味です(というのは、以前にも言ったけどウソです〜)。
  それにしても自分が3匹もの猫持ちになるとは思わなかった。たかが猫といえども、これだけ動物医療が進歩した今日この頃では、年一回のワクチン摂取は当然、ノミの完全駆除とか、体にいい食事とか、病気になればぜったいに病院に連れていくし、なかなかの扶養家族なのです。女手ひとつで3人の子供を養えるのでしょうか、、、なんちゃって。でも、これ、案外まじなのですよ。
  ああ、ほんとにしっかり仕事をしなくては。年齢的にはすでにかなりしっかりした領域に達しているにもかかわらず仕事はぜんぜんしっかりしてこないので、我ながらホントに心配なことでござりまする。


 2007年04月23日(月)
  じゃーん!チビクン、いきなりなつきました〜!
  病院で激しく威嚇されていたので、ちょっと及び腰にチビクンの朝のお世話。引っ掻かれるかも、噛まれるかも。しっかりオレ〜。あくまでも音をたてずに、チビクンを驚かせないように、たいへん静かに行動。ケージを開けて、トイレを掃除しようとすると、チビクンの顔に一瞬、緊張が走り、落ち着けオレ〜。ポリポリとやわらかごはんをいれてやると、お腹ぺこぺこだったみたいで元気に食べ始める。特にやわらかごはんが気に入ったみたいで、完食。
  ケージを閉めようとするとチビクンが自分から寄って来て、なんと自然に頭を撫でることができました。そうこうするうちにギークンが見に来て、するとチビクンがケージから出たがるので、様子を見ながら部屋に放してみる。少し歩いて、ギークンに近づいたり、窓の外を見たり(かつてチビクンが走り回っていた庭が見おろせます)、するとギークンがチビクンをクンクン。もしかして、さすが一族、すぐに仲良くなったりしちゃうのでは?
  さすがにそれはぬか喜びでしたが、けんかになるわけでもなく、誰も噛まれることもなく、みんなが静かに新しい状況に馴染み始めたというところでしょうか。チビクンにとっては単に新しい環境が物珍しいという感じだけど、ギークンにとっては今まで好き放題だったところに知らない子が侵入して来た感があるようで、興味はあるけど不安も大きいみたい。妙にわたしに甘えてきたり、つまり、今まで末っ子だったのに急に赤ちゃんが出来てお母さんを取られそうなチビッコの気分なんでしょうね。
  とりあえずケージの扉は閉めずにチビクンとギークンの好きなように行動させておくと、しばらく鳴いたりクンクンしたりした後は、チビクンはケージ内のキャットキャリーの中に戻り、ギークンはいつものムートンでチュ−パ。ふう、一安心。時間をかけて何となく相手が居ることに慣れて、そのうちに一緒に遊んだりできるようになってくれるとありがたいなあ。
  ところで、キュウチャンは、チビクンに興味がないのか、あるいは、「新しいギー」って感じで怖がっているのか、チビクンルームにはほとんど入って来ません。キュウチャンがひがんだり寂しい思いになったりしたら大変。ギーが落ち着いたので、キュウチャンのことも撫でたりだっこしたり。いちおうそれぞれに「きみのことが一番好きなんだよ。心配しないでね」と熱く語りかけ、愛人をたくさん抱える男ってこんな感じ?と思ったオレであることよ。

 2007年04月22日(日)
  チビクン退院しました〜。昨日むかえに行くはずが、ばたばたしていて病院の時間に間に合わなくなっちゃって、今日になりました。用事が終わってペットショップに駆け込んでチビクン用のケージとトイレを買い、その足で病院へ。なんとか間に合った〜。
  今、チビクンはケージの中で毛糸玉でお遊び中。それをギークンがじ〜〜〜〜っと見ています。足はどうやら不自由にならないで済みそうです。まだちょっと引きずりぎみだけど、立ったり座ったりするのも毛糸玉を追いかけたりするのも特に支障はないみたいで、思ったより元気に動いてます。よかった〜〜。
  ケージ、どでかいです。これはもう家具です。たまたまペットショップに在庫がこれひとつしかなく、さすがに大きすぎるのでは、とお店の人に相談したら「でも、トイレとベットを置くとこれくらいのスペースは必要ですよ」と言われたけど、実際、チビクンを入れてみたらその通りでした。ワンルームマンションってことですね。予定よりかなり大きいので部屋は狭くなったけど、チビクン的には遊ぶスペースが出来てよかったのかな。
  そっとしておけばケージの中でけっこうくつろいでるみたいだけど、わたしにもギークンにもキュウチャンにもこの環境にも、慣れるにはかなり時間がかかりそう。ただ、さすがに同じ一族だけあってギークンには少し親しみを感じるらしく、クンクンしたりはしています。ギークンは固まってるけどね。キュウチャンは最初「なになに?」と気にしていたけど、今はすっかりマイペースで、別室で熟睡中。ギークンだけ様子を見についてきたので、やっぱりギークンも自分とそっくりなこの新入りクンに興味があるのでしょう。チビクンもギークンと同じ真っ黒の猫で、月齢がたぶん2ヵ月くらい下。ギークンのお母さんはおめんちゃんで、チビクンのお母さんはおめんちゃんの子供のクロチャン。だからギークンとチビクンは、、叔父と姪の関係ですね。あ、チビクンは女の子です。

 2007年04月20日(金)
  久しぶりに創作に集中。多少だけど。そして、その創作の内容は、なぜか子供用のお話。うーん、フローティングの台本を書くつもりが。なぜ。子供用のお話を書いても、それが形になる予定も可能性もないのにさ。でも!創作とはそういうところから始まるのさ。と自分を励ましてみる。
  夕方、チビクンのお見舞。先生もスタッフの人達もいつも大変に忙しそうなので、あまり頻繁に見に行くのもどうかと遠慮していたのですが、キュウチャン達のポリポリがなくなったので、これで行く理由ができた、という感じで。
  すると、にゃんと、チビクン、そろそろ退院できそうなんだって。外に放すのであれば早すぎるが、家のなかで飼うのなら、もう充分なのだとか。いちおう立てるようにはなっていて、走ったり激しい動きはまだもちろん出来ないけど、どうやら完全に右足が動かないという心配はないみたい。
  どうしよう。チビクンをノラに戻すか、飼猫にするか。決断の時〜。できれば家で飼ってあげるのがベストでしょう、というのが先生の意見のようだ。先生にしても、苦労してせっかく救ったチビクンをノラに戻しちゃうのは忍びないということなのでしょうか。どうしよう。チビクン本人はどっちがいいの?つうか、チビクンが人間に慣れてくれれば、たぶん飼猫の方が幸せかもよ。ノラはやっぱり過酷だもん。うちの場合、キュウとギーが完全室内飼いだから、そうなったらチビクンも室内にいてもらわなくてはならないけど。
  とりあえずケージの中のチビクンの様子を見にいくと、差し入れたポリポリはおいしそうに食べるけど、基本的な態度は威嚇。ハア〜ッって、、恐いじゃんチビクン。こんな猛獣キャットと一緒に住むことは難しいかも。ぜんぜん自信が持てず、ふたたび先生に相談すると、とりあえずケージに入れてそっとしておき、ごはんとトイレの世話だけにしておいて、だんだんに慣れさせれば、なつくのは無理でも同居しているというくらいにはなれると思いますよ。というアドバイス。うーん、それもまた、、難儀な、、。
  どうするオレ。どうするチビクン。とりあえずあまり入院させておくわけにもいかないので、明日ケージを購入して、それからチビクンを引き取りに行くことにする。しばらくケージで様子を見て、チビクンがやっぱり野生のチビクンだったら外に放してやるしかないだろう。もし、わたしやキュウチャン達をかみ殺したりはしない温和なチビクンになってくれるのなら、そんなになついてくれなくてもいいから、静かな同居人になろう。

 2007年04月19日(木)
  冷蔵庫。ですよね、この寒さ。冷えてる。暖房は壊れたままだし石油は切れていて、しかし腰痛なので絶対買いにいきたくないし、ホットカーペットだけではしのげず不機嫌になるほど。こんなことで機嫌が悪くなるのも人間としてどうかと思うが、誰にあたるわけでもないのでまあいいでしょう。
  久しぶりに庭でシマコを見かけたが、シーズン真っ最中のオトコはキャットフードなんか貰って食べてる場合じゃないんだ、って感じでポリポリには見向きもせず。オトコらしい〜。のかな。他のシマ猫達もこんなふうにどうどうと立派にやっていて欲しいものだ。みんなが群れをなして庭でゴロゴロしたいた頃にくらべると最近は本当に寂しいけど、猫とは本来はこういうものなのだろう。缶詰めの消費もぐっと少なくなり、家計もちょっとだけ楽です。

 2007年04月18日(水) 
 ちょうど整体の予約がいれたあったので、昨日からの腰痛が治るかも、と期待しながら出かける。そして!あらためて先生のすごさを実感。気を通して足や骨盤を調整しているうちにみるみる痛みが楽になっていく。うーん、すごい才能。「ずっと踊っていたいんでしょ?ならもう少し手入れをしないとね」と言われ、毎度のことながら使いっぱなしの日常を反省。いつまでも「相変わらず」ではダメですね。子供の頃は毎年変わることが当たり前だったのに、大人になるとどうも変わるのが億劫になって、つい変わらないことに安心していて、いけません。なかなか新しいことを覚えないし、学ばないし、自分の習慣に固執するし。わたしってこういう人間なんです、じゃなくて、わたしってどういう人間なんだろう?っていうのがいいな。どういう人間なんだろう?え、こんなことも出来た!こんなこともしてみよう、そういう感じでどんどん変わっていきたいものです。

 2007年04月17日(火) 

  今日もあまりにも寒くて、そのせいか腰痛がでてしまいました。たぶんこれは座骨神経痛です。最初に座骨神経痛になったのは17才の時で、靴下を履くこともできないくらいの痛みに、これはもうダンスどころではないとすっかり絶望したものですが、それでもだましだまし今日に至っているので、本当に絶望に値するほどのことはそうそうは起こらないということなのでしょうね。
  ところで、こんな腰痛持ちのわたしが言うのもナンですが、美しい動きとは効率のいい動きである、と思っています。効率のいい動きをしていれば腰痛になる頻度も減るはずなので、「こんなわたしが言うのもナン」なわけですが、どういう時に効率のいい動きが出来るかというと、動きに対するイメージをしっかり持ってそのイメージに従って全身が統合的に動くことが大事だと思うのです。体の条件や癖など、人によって様々だし、目で見た形から動きの本質を捉えようとするよりも、先に心の中にイメージを作って、それに従って動く方がうまくいく、そんな感じです。ダンスは体と一体なので、教師は骨格の正しい配列などをきちんと把握していなければならないんだけど、わたしの場合、かなり見る目がない方で(がーん!)、背骨がどう歪んでいるとか骨盤がねじれているとか、そういうことを正しく判断できる自信がないし、かりにちゃんと判断できたとしても、それをどう直していくかは結局は本人の体の使い方なんだよなあ、と思っちゃうわけです。で、動きのイメージを正しく持ってもらってそれを手がかりに動いてもらう、ということになるわけです。
  見る目のない教師としては、いい動き、うまくいっている動きをどう判断するかといえば、それは、その動きが美しいかどうかということのみ。のびやかで美しければOK、もっと大きく見えるはずだな、とか、改善の余地を感じたらたぶんもっといいやり方があるんだろうな、と思ってそれを探すわけです。


 2007年04月16日(月) 

  寒いですねえ。なぜこんなに寒暖の差が激しいのか(怒)。オイルヒーターに張り付いて寒さに耐える1日でした。というわけ(?)で、今日はなにごともはかどらず、絶対作っちゃうぞ、と思っていたフローティングの作品のセリフ部分も白紙のまま。これ、大丈夫なんでしょうかぁ。
  ギーチャンに噛みつかれてげんなりと座り込んでいたキュウチャンが、いきなり見たこともないような機敏な動作でギーチャンに飛びかかる場面を目撃。ギーチャンが思わず降参の「にゃあ〜」。うーん、この子にこんなことができるとは。いつもやられっぱなしでじっと我慢するだけのオトコかと思っていたのに。
  仲がいいのか悪いのか、ほんとのところはナゾですが、ふとした時にふたりが神社の狛犬のように向かい合ってじっと座っていたりすると、あまりの可愛い絵柄に思わず駆け寄って代わる代わるチュ−責めで、ネコバカ。最近ではギーチャンもすっかり大きくなって伸びればキュウチャンと同じくらい長ネコ。頭や骨格は小ぶりだけどね。2匹をいっぺんにまとめてだっこするのは最近では難しく、文字通りネコが山盛り、持ちきれな〜い!そんなギーも、わずか10ヵ月前は手のひらに乗るくらいの大きさしかなく、哺乳瓶でミルクを飲ませていたなんて、意外と感慨深いじゃん、ギー。


 2007年04月15日(日) 

  ちょっと曲げただけで「イテテテテ」というくらい体の固いチビッコが多いので、週一回のレッスンでは焼け石に水。というわけで、なんとか自宅で自主トレをしてもらおうと思い、『おうちでレッスン!チェックシート」』作成。いくつかのストレッチの項目があり、練習したらチェックを入れていき、空欄をぜんぶチェックで埋めたら「すてきなごほうび」が貰えるというニンジン方式。はたして、これで家でストレッチをしてくれるようになるのでしょうか。そして、「すてきなごほうび」とはいったい?そんなこと先に決めておけよ、ってね。
  出来上がったチェックシートを見つめてうっとり。レオタードを着たチビッコウサギがストレッチをしているみょうちくりんな絵がついているのさ。わたしならこれを励みに毎日ストレッチするぞ〜(あ、実際した方がいいかも)。左利きにもかかわらず、常日頃マウスは右手で操作しており、チェックシートのイラストはマウスで描いたので必然的にこれは右手描き。パソコンを使わない時は、絵は必ず左手で描くのに、、。もはや左利きではないのかオレ。自分は左利きであるというアイデンティティがっ、、、。まあ、どうでもいいことなんですけどさ、脳の働きとか、変わりそうではありますね。


 2007年04月14日(土) 

  ひさびさしぶりに〜〜起きているじゃんオレ。えへん、今日は活動的でした。
  庭の草取り&掃除をし、タンスの整理をし、冬の毛布などを片付け、部屋の掃除も。そして、数カ月ぶりにバイクのカバーを外し、エンジンをかけてみました。これ、ほんとに気になっていたのでした。乗らなくてもたまにはエンジンをかけないといけない(らしい)のに、どうしても気が重くて。もし!エンジンがかからなかったらどうしよう。そう思うと胸がつぶれそう、、、。とりあえずエンジンはかかったんだけどさ、運転の仕方とか、もう完全に忘れてますね。ニュートラルからドライブに入れて、あっ、ギアチェンジだ!最初は1速で動き出したら2速から3速に入れていくんだよね、、。そして、止まる前には1速に戻す!あと、大事なことは何だっけ。その大事なことが出来ないからやたらにエンストしていたのでしたが、、それが何だったのかきれいさっぱり忘れてしまった、、。うーん。これは、いったいどうすれば、、、、、。
  でも、とりあえずエンジンがかかって、バイク自体は壊れてはいないみたいなのでひと安心。自分さえ何とかなれば、また乗れるさ。まわりにバイクのわかる人がひとりもいないというのが心細い。そういえば甥っこがバイクに乗っているが、彼は金沢で学生をしており、たまに東京に来ても友だちと会ったりいそいそとデートをしたり、わたしのバイクの世話なんか頼める感じはゼロである。求む!閑があって親切で面倒見のいいバイク乗りの友だち。できれば乗り方指導付きで。てなこと言ってないで、教習所に行けば、とも思うオレでござりまするが、なんかそれも悔しいじゃん。とりあえずもうちょっと頻繁にエンジンをかけてバイクに触ることから初めてみようかしら。


 2007年04月13日(金) 

  どうしただ〜オレ。と叫びそうなほど疲労感がいっぱい。用事の無い時はずーっと寝ていて、これではキュウチャンギークンと同じでござる。「猫」はネズミを捕るから「ネコ」という説と、寝てばかりいるから「ねこ」という説があるらしいが、うちにはネズミはいないので(いるかもしれないけど、その辺にはいないので)、とりあえず寝てばかりいるからねこ、だ。にゃ〜お。
  父に習った「梅肉エキスの湿布」を膝にあててみた。ら、初めて嗅ぐ梅肉エキスの匂いにみんなが反応して集まって来た。あ、みんなとは寝てばかりいるナカマのことデス。遠慮なくあからさまに不振な顔で嗅ぎまわるので、オハズカシイ気分。効き目は?あるような、ないような。すでに4ヵ月もたった古傷なのですぐさまどうこうということは期待できないのかな。
  ギークンが寝ぼけている時にすべての足の爪を切ることに成功。今日のジンセイの成果はこんなところでしょうか。少ない。少なすぎる、、、。


 2007年04月11日(水) 

  これを疲れがたまっていたというのでしょうか。今日は1日中寝てました。文字通り、丸一日、熟睡。はあ〜。
  5月に予定していた引っ越しを延期。主な理由はチビクンの交通事故。さすがに入院中のノラを残して引っ越すわけにはいかないので、チビクンの退院を待って行く末を見極めてからということで。座骨神経が回復して歩けるようになって、チビクンが以前の生活に戻れるのならそれをサポートしたいし、もし歩けなくなったら、家猫への道も考えなきゃならないし。最低4ヵ月くらいは見ておいたほうがいいのでしょうね。
  ところで、最近、庭の猫が激減。シーズンだからなのか、大人のオス猫は見事に全員いなくなり、残ったのは、おめんちゃん(メス)とその子供(メス)が1匹。あとは、チビクンの妹とナボちゃん(メス)がたまに来るくらい。そのかわり、このシーズンになって初登場した巨大なオスのチャトラがかなりの頻度でテーブルの上に寝ている。彼は、ごはんというよりは、おめんちゃんの子供が目当てのようで、常につかず離れずの位置に陣取り、おめんちゃんの子供をじっと見つめている。でも!おめんちゃんの子供はチビクンと一緒に生まれたので、月齢はたぶん7ヵ月。微妙にまだ大人になっていないんだけど。そこらへん、気付いていないのか、チャトラ。チャトラの様子を観察していると、あまりにも眼差しが熱く、「か、可愛いなあ、この子」と言っているとしか思えない。ロリータ?!
  ところで、家の中では毎日こんなふうです。気がつくとギークンがわたしの隣の椅子でチュ−パで、振り向くと後ろの棚のヌイグルミに混じってキュウチャンが寝ています。
  
      


 2007年04月05日(木) 

  今日はいい天気。でも寝坊。つまり寝坊なの、基本的に。
  そういえばゆうべ、懐かしい人に会った。6年ぶりかな?かつて公演を手伝ってもらったりしてずいぶんお世話になった人なんだけど、仕事の関係で九州に引っ越してしまってからはほとんど会う機会がなく、仕事で東京に来ているというので、なんとか繰り合わせてもらってほんの小1時間だけだったが会うことができた。
  こうして昔の友人に会ってみると、常に相変わらずだと思いがちな自分の状況がこの数年でかなり激変しているのが確認できるのもおもしろい。小さいところでは「タバコやめたんだよね」から始まって、共通の知人の死とか、あたらしい仕事の計画などを話すと、友人は「うーん、浦島太郎の気分だア」と叫んでいたけど、そういう彼も老舗の和菓子屋さんの若旦那(でいいのでしょうか?)がだいぶ板に付いて、しかし、その板に付きぶりがいわゆる老舗の感じとはかなりかけ離れて、若々しく爽やかでこれからの老舗というイメージ。東京にいた頃からは想像できな〜い!
  浦島太郎はお互い様ですが、彼が引っ越す時に「じゃあ、いつかわたしを九州に呼んでね(ダンス公演の企画をたてて、という意味です)」と口走ったのをちゃんと憶えていてくれて、そういうノウハウもわかってきたので近い将来に実現できるかも、とは、なんとも嬉しいことです。当時を思うと、ただただお世話になりっぱなしだったと、恐縮の極みなんだけど、彼にとってはわたしの公演のスタッフに加わることが心の支えになっていたということで、やはり楽しく仕事が出来ている時とはそういうものなのかと、新ためてほっとした気持になった。


 2007年04月04日(水)

  新年度の準備のため幼稚園に出勤。春休み中も預かり保育をやっているので、数は少ないが何人かの子供が登園している。園庭には古い桜の木があり、花びらがひらひら。その舞い落ちる花びらの下でチビッコがひとり、ひらひらと走り回って遊んでいる。よく見るとそれは、わたしがダンスを教えているリナちゃんで、なかなか絵になるなあ、と思いながら眺める。すこし後で桜の木の下を通りかかると、リナちゃんが走り寄って来て「かほせんせい!わたし、すごくいいかんがえがあるの!」。なあに?と聞くと、「発表会のことなんだけど、こんなふうに花びらをするといいんじゃない?」目がキラキラで頬が紅潮している。きみはほんとにいいかんがえに行き当ったね。今日のこの感動は、きっときみの心に永く残ってイマジネーションの泉になるだろう。


 2007年04月03日(火) 

  ぎゃ〜ん、4月。新年度だ〜。今日はチビッコダンスは春休み。そして天気が悪かったので家中全員寝坊。キュウもギーもわたしがふとんから起きあがった時を朝と決めているらしく、猫なんだから時間通りに起きて「ごはんクレ〜」とかいってくれればいいのに。初代のハッチャンだけはそれを毎朝きちんとやり、おかげでハチが元気な頃はわたしも寝坊することがなかった。しかし、それはハッチャンがきちんとした性格の持ち主だったからというよりは、外に出していたので定時にナワバリの見回りに行く必要があったからのようです。決まった時間にすることがないとだらだらと寝てしまうのは猫も人間も同じってことですかねえ。
  交通事故のチビクン、昨日、レントゲンを見せてもらったところ、骨盤が割れたおせんべのように粉々に砕けていて、それをプレートを添えてなんとかネジでグワッと固定している状態だった。先生曰く、撥ねられたという程度ではなく完全に轢かれたのだろうとのこと。他にも何ケ所か骨折があり痛々しい限りだ。骨盤の失われたかけらがどの程度復活するかはチビクンしだいだが、骨折そのものはどんなに複雑でもいずれ治ると考えていいそうだ。が、しかし。
  「一番心配なのは骨盤の上を通っている座骨神経が傷ついていることです」。がーんがーん。もしこの神経が回復しないと最悪の場合、右足がまったく動かせなくなってしまうとか。家猫ならまだしも、ノラではかなり不利だよね。チビクンがわたしに慣れてくれれば、この際うちで飼うのはやぶさかではないんだけど。と思いながらケージを覗くと、車に轢かれて死にかけたうえに捕獲され、仲間とも引き離され、見知らぬ病院に監禁され、毎日意味のわからない治療をされている不安でいっぱいのチビクンは、横たわったままハア〜ッと思いっきり威嚇してきた。入院させる時は、痛いよう痛いよう、と、ひたすらにゃあにゃあ鳴いていたので、だいぶ元気にはなっているのでしょうけどさ、わたしのこと忘れちゃった?
  うちの庭でごはんとセットになってないとわたしのこともわからないのかも、と先生に話すと、「では、入院している間にごはんを持って来て与えてみましょう」。そうだね、わたしとごはんの組み合わせを思い出してもらって、少しづつ慣れてもらうしかないよね。チビクンがノラで生きていけるだけの機能を回復できればそれでいいんだけどね、もしそれが難しかったら、やっぱり面倒みてやりたいもの。
  骨折が治って立てるようになるのに2、3ヵ月はかかるらしい。神経の状態が確認できるのはその後。長期戦だね。チビクンがんばれ〜。




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