2007年07月31日(火) 

  うう〜。今日は涼しかった〜。毎週火曜日は熱中症状態なので、この涼しさはなんともありがたい。とはいえチビッコが終わる頃には目に見えてヘトヘトでお迎えの父兄に「お疲れ様です」とか言われ、お疲れがバレバレで困る。振付けの方ははかどらず。今日は幼稚園クラスの群舞だったんだけど、動きの組合わせを複雑にしようとしたらチビッコが着いて来ないどころか自分でも何をやりたいのか次第にわからなくなり、意味不明の複雑さだけが強調され、まったくまずいことでござる。振りをきちんと覚えさせようということか、ビデオを撮っているお母さんもちらほらで、いったん白紙に戻して次回の稽古で最初から作り直したいんだけど、かっこ悪いなあ。先週とぜんぜん振りが違う!とか、ね。申し訳ないことでござりまする。ホントに振付けって苦手部門なんだよなあ。
  チビッコの後、あさってからの2才児を対象としたイベントで踊る振りを考える。これがまた難事。なんせ苦手部門ですから。曲の面白さを最大限活かすようなものをと試行錯誤。結構テンポが速いので、ノリが良くなるか着いて来れないか、どっちだろう。そして振りを憶えるのも苦手分野なので、自分が間違えないで踊れるか、という低レベルの不安も噴出。あと、限られた時間でどうしたら効率良く教えられるか。
  連日、遅くまでイベントの準備なので、夕方の時点でもうロレツがまわらないほどの疲労。しかし、イベントの最終打ち合わせ。主任の先生もプールをピールと言い違えたり、ヘロヘロ。もうひとり準備を手伝ってくれた人がいるんだけど、保育士の資格を取る大学の講座に通いながら仕事をしている彼女も連日の準備で時間がなく「あさって提出のレポートが2本もあるのにまだぜんぜん書けていないんです」と言い残してヘロヘロと帰っていった。みんな予想外に準備に時間がかかって、それぞれ皺寄せが来ているのね。わたしもチビッコの作品の振付けをする時間がなく、皺寄せでシワシワだ。こんなにシワシワなぶん、いいイベントにしなくては。
  ところで、あさってまでにレポート2本って、大変ですよね。でも彼女は優秀なのできっと大丈夫でしょう。
  それにしても、どんなに優秀な人であっても、何か困難なことを成し遂げるのに何の苦労もなくラクラクとということはなく、持てる力を出し切らなければならず、優秀であろうが優秀でなかろうが、努力が必要だという点では誰もが平等なのだ。紡ぎ出される結果には優劣はあるが、努力すること自体が楽しく喜びいっぱいであれば、それだけでもう、すごくいい人生だと言えるのでは。


 2007年07月30日(月)

  なんかこのところ毎日のようにイベントの準備をしている。といっても何か華やかなことではなく、紙を切りそろえたり、折ったり、参加が決まっているチビッコのネームプレートを作ったり、それを誰がやったのかということを誰も気に留めないような作業ばかり。でもこういうことをやらないとイベントなんて成立しない。本業であるダンスの振付けや指導プランなどは作る時間もなく、もしかしてそういうのは当日の朝の出勤の車の中で考えることになったりするのでしょうか。雑事に追われるのでなく、なんとかそっちの方をメインに仕事していいようなエライ先生になりたいものです。
  そうそう、先日「カッターとカッターボードを買ってください〜!」と直訴したら、今日それが届いており、労動条件の改善でござる。小さな。しかし作業は絶大にはかどるので大きな一歩です。
  イベントは今週の木曜から3日間。主任の先生は「もう何をどう準備していいのかわからなくなっちゃいます〜〜」とハイになりつつ混乱気味だが、必要な物を人数に合わせて用意していくだけだと理解している自分はそれほどハイにも混乱気味にもなれず「そうっすねえ」と言いながら黙々と紙を切ったり絵を描いたりしていて、めっきり可愛げのないことであるよ。


 2007年07月29日(日)

  選挙に行き、帰りに久しぶりに近所の商店街で買い物など。最近スーパーにほとんど行ってなかったので、特売の値札とかじゃんじゃん見間違う。えっ、ケチャップが88円!と思うと、それは上の段のカップ麺の値段だったりね。アイス売り場ではほとんどのアイスが売り切れで、年配の主婦2名が店員さんに「アイスはもうないの?!!!!!」と詰め寄っている場面に遭遇。すごい、、。静かに残っているアイスの中からひと箱買い、帰り道、ベンチで座って食べようとしたら溶け溶けだった。そうか、冷凍庫がガラガラだったからあまり冷えてないんだ。ベテラン主婦なら一番上の箱を取ったりはしないんだろうなあ。
  選挙の結果は、当然って感じですよね。国民が民主党を支持したというより、アベさんを拒否したということだ、とコメントしている人がいましたが、ほんとにね、バカにすんなよ〜というのが庶民の本音です。これからもっと混乱しそうだけど、今まで通りよりはいいと思う。
  ここ数日、母の猫の世話に実家に通っていたら、外に出して飼っている母の猫にノミが発生していて、ほんの数分接触しただけでものすごく喰われてしまい、仕事場での蚊なんかもうなんともなくなるほどの惨状で思いっきりブルー。猫を飼って25年だが、自分の猫は外に出さないし、それでもノミ管理は徹底してやっているので、こんな恐ろしい目に遇ったのは初めてだ。コマーシャルで見た強力なムシさされの薬を即購入(ホントによく効きました)。そして猫用のノミの駆除薬も購入。わたしが喰われたってことは家に持ち帰っているってことなので、家の猫にノミが発生するのは時間の問題なので。4匹に次々と捕まえて薬を投与しながら、この薬が人間にも使えればいいのに、と思う。夜になってまた数カ所新しく喰われているところを発見し、もうこのまま気を失ってしまいたくなる。が、しっかり自分。再び掃除機をかけ、衣類も洗濯。大丈夫、いつかは痒いのも治まるし、24時間以内にはノミの成虫は根絶できる(と猫の薬の説明書に書いてある)、と自分を励ましていたら、だんだんノミに喰われたくらい耐えられるような気がしてきた。またまた精神的に強くなった気がする、、、、、、、、。そのせいかどうか、今日は腕輪がものすごくはかどり、にゃんと10ウサギも作成。『アメリの誕生日』も構成が直って、多少通りやすくなった。


 2007年07月27日(金)

  今日も暑く痒く疲れただ。なぜ痒いかというと、冷房のない職場に網戸がないから。加えて蚊取り線香もなく、夕方になると蚊がぶんぶん飛び回り、虫よけスプレーや携帯蚊取りを用意し忘れた自分を悔いる。今が現代の日本だという感覚がだんだん薄れ、気が遠く、、、しっかり自分。蚊にさされるのが何より苦手で嫌いなので、この環境は地獄で仕事をするようなもの。しかし、夏のイベントの準備がぜんぜん終わらず、蚊の飛び回る空間で残業。うう、なんか今日1日で精神的に強くなったような気がする。強さとは、無感覚に類似した何かのことか?
  仕事がはかどらない原因は暑さと蚊だけでなく、道具がないから。常勤ではないので自分の仕事道具は職場には無く、その日に使うものは基本的に持ち込んでいるんだけど、予測できない仕事が出ることもあり、たとえば今日は「カッターボードとカッターナイフさえあれば、、」と断腸の思いで画用紙を名刺大の大きさにハサミでカット。ハサミだと切り口がピシッといかないし、ミリ単位のズレがでて気に入らない。こんなことカッターさえあれば半分以下の時間で数倍きれいにできるのに。こういうこと多いです。自分のパソコンならこんなことさくさくとできるのに、とかね。
  あと、なにがどこにあるのかわからないというのもネックです。今日は、イベントで使う巨大ビニールプールに空気を入れるのに使う電動ポンプを探すのに1時間くらいかかってしまい、ぐったり。棚の上の電動ポンプと書いてある箱の中にはぜんぜん別の教材が詰まっていて、仕方がないのでありとあらゆる収納場所を探すけど見つからず、まったく関係のない場所にぽつんと置いてあるのを偶然見つけて、まるで宝探し。これでは時間がいくらあっても足りるはずがない。物が所定の場所に片付けられていれば普通に仕事が進むのに。常勤だと何となく感覚で支障なくできるのでしょうけど、慣れてない者にはこれは仕事か罰ゲームかって感じで、疲労も倍増なわけです。


 2007年07月26日(木)

  今日も疲れました〜。夏休みの特別出勤で、昼間は幼稚園児の保育をし、夜はフローティングの稽古。すべてが終わる夜10時過ぎには自分のすべても終りそうな疲労困ぱい度。ほんとはこんなにぎゅうぎゅう詰めで働くのはもう体力的に無理なので嫌なんですが、教えるというのが疲れる行為だということは案外理解されにくいらしく、夜にクラスがあるといっても時間的にかぶってないから昼間は働けるでしょ、みたいなところがあり、説明するもの面倒だし楯つくこともないので引き受けるんですけど、正直、人に教えるのはほんとうに疲れるので、かなり限界な無理をしており、こういうのがさらりと断れるエライ先生になりたい、、、、。家で12時間ヌイグルミを作り続けるより、1日中人に教え続ける方が重労働です。絶対。←しつこい。明日も引き続き特別出勤。でも夜のクラスがないのでまだいいです。
  チビクンは初めての長時間お留守番。家に帰ったらミャアミャアいいながら飛び出してきました。ママに会いたかったの?つうか、お腹が空いてたみたいです。もう、すっかりにいちゃんたちとうまくやれるようになたみたいで、わたしが居てもだっこをせがむこともなく、猫社会で立派にやっていて、ちょっと親離れしすぎじゃないの?つい最近まで少し放っておくとパーカーのだっこ袋に入れろとかいろいろうるさかったくせに。嬉し悲し寂し安し。


 2007年07月25日(水)

  チビッコの振付けなど。『森のこびと』、『夢のお馬車』、『マーチングマーチ』、3曲で力つきる。疲れた〜。どう作ってもいいんだけど、言葉のリズムと音階の上下に上手く合わないといい振りにならないので、けっこう難しい。うまく作れれば踊っていて気持が盛り上がるような振付けになるんだけど、チビッコ用のものは短いし、できることに限りがあるし、それぞれの個性を引き出すようなものにしたいし、たった2分にこんなに苦労するとは、って感じ。小品の振付けって、ここだけのハナシ苦手分野デス。
  この他に作らなくてはならない作品が『シャローム』『真っ赤な秋』『ガボット』『口笛吹きと小犬』、そしてタイトル未定の群舞1曲と大作『アメリの誕生日』。『アメリの、、』は音源だけで29分もあったので気が遠くなりそうで、とりあえず今は何も考えたくないよ〜。とにかく『アメリの、、』以外の小品を今月中になんとかしておかなくては。大人向けの作品も作りたいけど、最近そういう機会がなく、どっぷり子供で、まあいいか。
  チビクン、今日も元気です。ごきげん。のびのびと食べたり寝たり遊んだり歌ったりしています。あ、うそです、歌は歌いません。お腹がぷっくりと膨らんで、正しい子猫の姿。うっとり。


 2007年07月24日(火)

  久しぶりの暑さにぐったり。運悪く今日はチビッコで、風の通らない冷房のない部屋におよそ半日。室温どのくらいなのかなあ、家に帰る頃には暑さで頭が痛くなる。これ、つまり軽い熱中症だ。チビッコはグループ毎に短時間で入れ替わるのでおそらく大丈夫なんだけど、なまじっかな水分補給では文字通り焼け石に水で、なんとか対策を考えないとまじで危ないかも。
  心配だった、昭和の香り『森のこびと』は特に違和感なく、みんな楽しそうに踊っていました。子供の耳に馴染みやすいアレンジだということみたい。偉大なり昭和文化。
  夏休みに入ってから、発表会でやる演目毎にグループ分けして少人数でレッスンしているんだけど、普段のレッスンですぐ機嫌が悪くなったりぐずったりする子も、後半になると集中力が切れてはくるものの、案外楽しくレッスン出来ていて、つまり自分を見てくれる度合いが高ければがんばれるってことみたい。わたしをもっと見て。可愛がって。子供だもん当然だよね。ほとんど例外なく、誉められてのびるタイプです。どう誉めるか、やる気を持たせるか。ここが大人の腕の見せ所。
  ところでこれ、自分自身の扱いついてにも言えることですね。自分を自分で評価することって簡単なようで意外とむずかしいでしょ。ひとに対するよりさらに望むものが大きいのか、あるいはもとより客観的に評価できないと決め込んでいるのか、「今日は疲れた」とは思っても「今日はよくがんばった」と思うのはむずかしい。でも、多少満足行かなくても今の果をちゃんと認めたほうがいいんだよね。安心して次のステップに進むためにもね。
そうそう、今日のチビクン。目薬の回数も減ったし、今日はルームメイトが家に居るので、初めてのお留守番でした。にいちゃん達にいじめられても助けてもられるしね。チビクン本人もケージに収納されて連れていかれるより家で好きにしている方がいいだろうし。すっかり元気で、よく食べよく寝よく遊びよく甘え。手がかかったぶんよけいに可愛い。思えばチビクンを保護してちょうど1ヵ月。ほんとに大変だったけどほんとによかった。お、ここで誉めておこう、よくがんばった自分。



 2007年07月23日(月)

  朝9時前に猫群にごはんをやって再びふとんに。最近なんだか猛烈に眠くて、、、。チビクンの目薬生活の後遺症かなあ。それにしても次に目がさめたのが午後の1時とはひどすぎる。愕然。そんなわたしのまわりでいかにも幸せそうにすやすやと眠るチビクン、キュウチャン、ギークン、ナナチャン。猫ならね、イイ子で寝てましたってことなんだけどさ。
  そうそうチビクン、水が上手に飲めるようになりました。おとといくらいまで妙な飲み方をしていて、それは、ペロリとひとなめしてからそれを口に馴染ませるように顔を上げてしばらく舌をペロペロしているというもので、一口飲むのにこんなに時間がかかるとは、と、気が遠くなるようだったのですが、昨日、突然、普通の猫のように水面に口をつけてペロペロと連続して飲めるようになったのさ。そうなったのが楽しかったのか、昨日はやけに水を飲んでましたね。こんなことも学習するものだったとは。驚きです。あと、今日初めて形のあるウンチをしました!いままでずっとどろどろだったのです。これならトイレも足も汚れにくくてオレ嬉し。こうやってひとつづつ変化して、だんだん赤ちゃんじゃなくなっていくってことなんですかねえ。
  今日中にチビッコ用の『森のこびと』の振付けを作らなくては。先週、UAが歌っているやつを持っていったらアレンジがあまりにもエキゾチックだったのか、チビッコが「きゃああ、なんかこわい感じがする〜〜〜〜」と言い、チビッコにはどうやらテンポも速すぎてうまくいかなかったので、思いきって音源も古典的なアレンジのものに変更。でも、この昭和の香りムンムンの『森のこびと』、今時のチビッコにどう聞こえるんだろうか。


 2007年07月22日(日)

 久しぶりにチビクン病院に。実は内服薬が数日前に終わっちゃってたんだけど、食べるようになって元気が出ととたんなんとなくそのままにしてしまっていたのです。しかし風邪というのは思いのほかしつこいものらしく、投薬を終わりにしていいかちょっと微妙だったらしい、ごめんチビクン、、だがすでに3日も飲んでないので思いきって終りにして様子を見ることにする。もし、くしゃみや目やになどが出たらすぐに薬を再開するということで。
  目の状態は、左の角膜に曇りが残ってしまったけど、生きていくのに不自由のない程度の視力はあるとのことで、一安心。目薬ももう1日4、5回で大丈夫だとか。
よかった〜。なんだかんだといっても猫は可愛さが命なので、左目もきれいに治してあげたかったんだけど、欲を言ったらばちが当たりますね。よし、チビクンあとは性格の可愛さでカバーだ!
  夜、母から深刻な声で電話があり、悩んでいることがあるというので何だろうと思ったら、この月末に数日間出張に出る際「猫の世話をどうしたらいいかと思って」。出張のことは知っていたし当然世話を頼まれるものと思っていたので、逆にその深刻さが変だよ。母の猫は昼間外に出しているので、あまり慣れてないわたしが呼んだ時にちゃんと帰ってくるかどうかが心配だけど。
  チビクンの近況を報告すると、「うちに連れてきてもいいよ。もう1匹くらいなら何とかなるでしょう」だって。やっぱり母は猫好きだったらしい。もしわたしが飼えなくなったら、どうかよろしく。でもその時はチビクンだけでなくギークンとナナチャンとキュウチャンがもれなくついてくるのだ〜。ノラ出身のギークンとナナチャンは運動量がものすごくて、おとなしいキュウチャンだけの頃とは生活が一変。猫の
家にわたしが同居しているって感じ。そしてチビクンもノラ出身なので、ギークンたちみたいになるのでしょうか。お母さんはギークンと同じだし。できればおとなしい子に成長していただきたいものでござりまする、、。


 2007年07月21日(土)

 みんなが今からすぐにできるエコ。たとえば車なら、急発進をしないとか、蛇行運転をしない、アクセルを上手に使って減速する、って普段からそうじゃんオレ。家でのエコなら、使っていない電気を消す、コンセントを抜いて待機電力をカットする、ステンレスを折り込んだ布製のカーテンを使うと日光を反射して71パーセントの太陽熱をカットすることができる、エアコンの温度を1度下げる。うーん、どれもすでにやっている。太陽の熱のカットは昔からギラギラシートで対応しているし、エアコンに至っては(結局大家さんが直してくれなかったので)もとより使用していない、、。今どき都内でエアコン使ってないなんてすごいエコじゃない?というわけで、わたしってすでに簡単にできるエコはやってしまっているってことで、つまり、環境のために新たに何かしようと思ったら簡単にできることは残っていなく、環境負荷の少ない商品を選んで買い物をするなどの多少は知識と努力の必要なことをしていかないといけないってことになるのでしょう。たとえば、パタゴニアの服しか着ないとか?そしてパタゴニアの服がリペアもリサイクルもできるということを知らなかった情報に疎い自分を反省し、古くなったパタゴニアの服を「もう捨てちゃおっかなあ」などと思わないようにするとか。なぜパタゴニアが名指しかというと、今朝、パタゴニアのドキュメンタリー番組を見たからで、よく知らなかったけど地球と共存するという理念がはっきりしていて素敵な企業でした。しかしわたしはサーフィンにもロッククライミングにも興味がないし、オーガニックコットンの服を着て美しく日焼けした人達の仲間にはなれそうもない気もする。などと、くだらないことを言いながらいつまでも夜更かししていることが一番エコじゃないような気もして、消灯!って感じだ0、、、、、.........。←ギークン書。


 2007年07月20日(金)

  チビクン今日もいい感じです。ごはんも食べ、ウンチもでたし、なによりおとなしく目薬をさされていなくなったのが正しいって感じ。目薬に気付くと逃げます。そして、なかなか捕まらない。すばしっこいし、小さいので見失いやすいの。こっちだと思うとぜんぜん見当違いの所からひょっこり出てきたりして、トムとジェリーな気分。とはいえやはり赤ちゃんは赤ちゃん。遊んだ後はものすごく甘えたい気分になるようで、にいちゃん達にすり寄るけど誰も相手にしないどころか猫パンチや噛みつきで応酬するので、例のパーカーつきのTシャツを着用し、カンガルーママになってチビクンを携帯。この状態はどうやら本人もお気に入りで、ぐっすりと寝っている様子はいくら見ていても飽きないくらい可愛いです。
  チビッコの今年の発表会用の作品の台本がほぼ完成。昨年からやっている『アメリ』シリーズ第3弾です。今回は、『アメリの誕生日』。誕生日をテーマにしたほのぼのストーリー。ベタなタイトルです、、、。音源を編集したらトータル29分もあったので、ちょっと音が多過ぎるのかも。音のないシーンも作りたいので、全体で40分くらいになっちゃうもんね。もう少し構成を検討しなおして、あと、どのシーンに誰を出すかなど具体的に詰めながら振付けを作っていきます。チビッコは『アメリ』の他にそれぞれ2、3曲小品を踊るので、けっこう大変ですね。わたしもこれからチュチュ地獄が待っていると思うと大変。っていうか、その前に腕輪地獄も待っているんだけど、布の在庫がなくなっちゃったので、とりあえず休止中。早く買いに行って作らないと今度のレッスンに間に合わない。自転車操業。


 2007年07月19日(木)

  昨日の夜から、チビクンがごはんを食べるようになりました!自分から。自分の意志で。うれしい〜。今日はもうドロドロ強制流動食もなし、泣きながらの食事もなしです。まだごはんをのどにひっかけて苦しそうにしているけど、とにかく1日に数回ごはんを食べたがるようになったので、もう大丈夫だと思います。ほんとうにほんとうにほんとうによかった。ビバ食欲、ビバ生命力、ビバチビクン。まだ目の炎症が治まったわけではないので目薬は続行ですが、とにかく食べてくれるだけでほんとうに気が楽。思わず独りビールで乾杯〜。久しぶりに飲み過ぎちゃってもいいよ〜と思うほど嬉しくホッとしたことであるよ。


 2007年07月18日(水)  

 猫を飼ってる人なら誰でも経験あると思うけど、、、最近箱が流行ってます。箱の主はギークン。自分の箱にひとが近づくと明らかに不愉快そう。ケチンボです。なら、他の子のために箱を増やしてやろうということで、現在箱3つ。しかし、ギークンにとっては結局どの箱も自分のらしく、チビクンが入っていても表情が険しく、、。さすがにあんなチビを追い出すのは大人げないと思うのか、チビクンが箱を使っているのはじっとガマンしていますが、チビクンが箱から出ると、すぐさま内部を点検(何を点検するのかわからないけど)。キュウチャンなんかが入っていようものならさらにゴキゲンが悪くなるんですが、なぜかギークンが不在の時に箱にやってきたラッキーなキュウチャン。ええっ無理でしょ。ギュウギュウ詰めです。箱、膨らんでます。
  連日チビクンでヘトヘトですが、こんなのんきなひとときもあり、猫はやっぱりやめられにゃいですにゃあ。


 2007年07月17日(火)

 チビクンなんとかがんばっています。
 朝、仕事に行く前に泣きながらごはんを食べ、あ、わたしが泣くんじゃなくてね、チビクンが嫌〜嫌〜と泣くの。可哀相だけど放っておくと本当に何も食べないのでとにかく流動食みたいなごはんを口の中に流し込む感じです。で、夜、仕事から帰ってまた泣きながらごはんを食べ、すっかりわたしのことは恐くなっちゃったみたいで近寄って来ないけど、もうそんなことはいいのさ。泣きながらでも食べなくては。ごはんの後、しばらくギーやナナと遊ばせていると、チビクンの鳴き声がするので見に行くと、興奮したギーが飛びかかったのかチビクンがすっかり怯えているので、救出。チビクンベッドで休ませていると、鼻をクンクン、口をペロペロとしたので、もしかして今なら何か食べるかもと、チビクンが食べる確率が一番高い缶詰めを開けてみる。匂いをかぐだけでなかなか食べないので、やっぱりダメかなと諦めかけた頃、小さな口でパクり。チビクンが自分からものを食べるのは、ええと、たぶん2日ぶり。うう〜。その後、長い時間をかけて少しづつ根気よく食べ続けました。食べた量はほんのひとさじだけど、久しぶりに嬉しい出来事でした。
 今日は仕事がハードだったので、わたしもヘトヘト。目薬の回数はだいぶ減ってきているので、夜中に起きるのも一回くらい。もうお風呂に入って寝てしまおう。明日もチビクンがごはんを食べますように。できれば、もっとたくさん食べられるようになりますように。


 2007年07月16日(月) 

  ダメですねえ。今日もぜんぜん食べません。生きているからには生きたいだろうに、食べられない。こんなことってあるんでしょうか。あるんですねえ。缶詰めのの種類を変えてみたり、すこし暖めてみたり、ミルクを混ぜてみたり、思いつく限りの工夫をしてみるけど、ダメです。お腹は空いているんだろうに。なぜなのチビクン。お目目が見えるようになってもこのままでは死んじゃうよ、死んじゃったらあんなに目薬をがんばったのに、もう何も見ることができないのよ。と真剣に語りかけるが、馬の耳に念仏、あ、この際、猫に小判。わたしの言うことなので小判って程じゃないけどさ。
  新潟の地震、心配です。家の親戚はほとんどが中越と佐渡なので、ぜんぜん他人事でなく、ニュースに釘付け。でも間もなく電話も通じ、一安心。余震も多いみたいなので、とにかく被害が拡大しないことを祈ります。


 2007年07月15日(日) 

  台風の影響で昨日からの大雨。庭に水が溜まり、歩くのが困難。外子たちにごはんをやりに行くが、いつもの猫食堂スペースに雨が吹き込んで、これでは食べられないのでは。もう少し雨を避けやすい別の場所に茶碗を移動してみる。ところが誰もそれが理解できないらしく、雨に濡れながらいつもの場所で途方にくれている。仕方がないので茶碗を戻すが、あれで無事に食べることが出来たのかなあ。
  チビクン、相変わらず食欲なし。食べさせようとしてだっこした手の中で怖がって小刻みに震えるのが切ない。本当のママならどうするのかなあ。案外あきらめて放っておくような気もする、、、。しかし、そもそも猫のお母さんのおっぱいならちゃんと飲めるとも考えられるので、ママと一緒ならこういう事態に陥らないですんだのかも。だがしかし、ママにはチビクンの風邪はどうしようもなかったのだから、そうなんだよ、今わたしが保護しているのは、最悪だとしてもこれでベストなの、仕方なく自信を持てオレ。あのままにしていたら眼球が溶けて失明していたどころか、命を落としていた可能性も高いんだから。
  食べないとはいえ、少しは元気がでてきたのか、あるいはこの3週間の成長なのか、これまで決して鳴かなかったチビクンが嫌な時は抗議の鳴き声をだすようになり、それは薬を飲ませる時と、目薬が目に沁みた時、あとは無理矢理ごはんを食べさせた時。ピーピーピー、というすごく小さい声です。これほど不安で弱々しく、しかし、拒否の意志に貫かれた音声を聴くのは初めてで、この声を耳にするたびに、この小さな拒否がこよりをよりあわせるようにか細く伸びてこの子の命を明日に繋げていく、そんなイメージが浮かんでくる。もうこの際、否定的であろうが、それが意志であれば、なんでもいい。どんな感覚も、生きる力の裏返しだ。嫌だよう、辛いよう、といえるのは、嫌じゃなくて辛くなくなる日がキミを待っているからなのさ。


 2007年07月14日(土)

  猫のストレスに耐えられず、英語漬けに逃げる。ああ、楽。何も考えずにDSの言う通りにしている時間って。しかしいつまでもこうして時間を潰しているわけにもいかんでしょー。チビッコの振付けも考えなくては。そして、夏休みのサマーイベント用のダンスの選曲もしなくては。そしてウサギの腕輪も製作しなくては。
  そうそう、久しぶりにダンサーの仕事をさせていただくことになり、それは、ちょっと変わった独り芝居の助演みたいことなのですが、「ケガの影響で膝を付くことと飛ぶことはできません」と常識はずれの宣言をし、それでもいいということでお受けすることになったんだけど、ダイジョウブかなあ。先日、稽古が始まり、意外と大丈夫なような、大丈夫でないような。どっちにしろ引き受けたからにはカンゾウさんに頼んでよかったと思ってもらえるようにしようね自分。
  本番が11月なのにもう稽古が始まったことからもわかるように、主演で主催の女性はとても熱心で舞台を上演することにすべてを捧げているような人なので、そういう意味では信頼感があります。本番はバンコクでやるので、タイ料理やタイ式エステなど楽しいオプションも満載!らしいのですが、旅行嫌いなのと猫の世話をどうしようというのがあるので、ぜんぜんウキウキではなく、その上、今年はタイ方面は暗険殺でもあるのでさらにウキウキにはなりにくく、たしか国交120周年でしたっけ、タイに旅行する人も多そうですが、油断なく気をつけて仕事が終り次第帰って来ようと思っていることであるよ。


 2007年07月13日(金) 

  きのうはかなり疲れていたオレであったことよ。今日、ふたたび元気とやる気が復活。ここで投げ出したら残念すぎるもん。
  今さらながら、チビクン用に哺乳ビンを購入。ギークンにミルクを与えていた時に、乳首を噛み切ってのみ込んでしまったことがあり、それは腸閉塞の原因になりうるとても危険なことだと先生に注意されたので、もう歯が生えているチビクンもその危険が大だと思って試していなかったんだけど、スプーンで飲ませるのがもうどうにもダメなので、この際何でもやってみようということで。哺乳ビンを使ってもほとんど飲まないのは相変わらずだったけど、激しく嫌がるわけではないので、スプーンの時より多少飲ませやすいかな。並行して普通のごはんももう少し食べるようになれば、、、。
  今日はたまたまフードのついたTシャツを着ていたので、はたと思いついて後ろ前に着用し、フードをチビクン袋に。これ、便利。ちょっと席を外す時など、フードに入れて携帯です。人間の赤ちゃんのだっこ紐と同じですね。っっっっっっっz←ギークン書、キーボードの上で寝るの、sッッッッッwcccccccccccc←ギークン再書、やめてくだされ〜、キュウチャンとナナチャンも着いてきて寝ていますが、たっぱりギークンが一番べったりの甘えん坊です。そう、わたしが2階に行けば3匹が2階に移動し、下に降りれば全員着いてくる。家にいる時はほとんど常時行く先々に猫が大移動です。
  写真は2、3日前のチビクン。目がだいぶ明いてきました。そしてチビクン袋に入ってチビクンベッドに寝ている様子です。


 2007年07月12日(木)

  うーん、もう限界かもオレ。チビクン、ますます何にも食べず、そして、そのうえナナチャンがゆうべからぐったりしてぜんぜん動かなくなっちゃったのよ。もちろん食べないし。ワクチンの影響かも。落ち着け自分と言い聞かせ様子をみるが、午後になってもじっと蹲ったままなのであまりにも心配で病院に電話。今日は休診日なので遠慮してたんだけど、もう耐えられないもん。ところが渋滞にはまったということで先生になかなか連絡が取れない。チビクンだけでもいっぱいいっぱいだったのに、食欲だけが取り柄(ごめん〜)のナナチャンまで、、。額を触ると熱く、明らかに発熱している。ナナチャンがんばって〜。夕方になってやっと先生と話が出来る。おそらくワクチンの作用だと考えて間違いないのことで、もともとの免疫の弱い子がこのようにぐったりして熱を出したりするんだけど、医者から見れば、これは今まさに免疫を作っているということなので、しっかりと免疫が出来るという意味でむしろいいことなのだとか。もう少し様子を見てください、と言われ、電話を切る。いそいでナナチャンにこの話を伝え、病気ってわけじゃないから大丈夫よ、と励ます。そしてしばらくしたら、ナナチャンが出てきて何か食べたそうにする。本当だ。もう少し様子を見ればよかったのね。その後、熱も下がり、ごはんもパクパクでいつものナナチャンが復活。よかった。少しでも心配の量が減って。とは言うものの、頭がくらくらして自分が倒れそう。
  食べなければ死んでしまうとわかっているのに、食べさせることが出来ないなんて。チビクンが自分で食べたスズメの涙ほどのごはんと、無理矢理飲ませた数さじのミルクが今日のチビクンの総摂取量。おお。どうしたらチビクンに食欲を出させることが出来るのでしょう。連日あまりにもハイテンションで心配し続けているので、なんだかふと猫のいない世界に蒸発してしまいたい気分。現実逃避型性格。


 2007年07月11日(水) 

  昨日は9日で今日は10日。そう思っていたので、世間では今日はすでに11日だと知って驚いだぜ。ぜんぜん気付かず、昨日は日記の日付けも9だったよね。というわけで改めてコンニチハ7月11日。理由はわかりませんが気分は超ブルーです。
  ナナチャン、無事初めてのワクチン接種をクリア。かなり緊張していましたが、暴れることもなく、ハア〜ッと威嚇することもなく、先生にも骨折が治って元気になった姿を見て貰えてよかったです。家でのリラックスした行動をお話しすると、それなら幸せにやっていますね、と先生も嬉しそうでした。退院する当時は、人に懐くかどうかという心配が大きかったので、今みたいに甘えてお腹を見せたりするようになるなんて想像も出来なかったのです。ノラに戻すよりは家の中の方が幸せ、というのはあくまでも人間の一方的な判断に過ぎないけど、ナナチャンにとっても悪いことばかりじゃなかったでしょ、そういう自信が少しは出てきました。
  チビクンは相変わらずほとんどごはんを食べず、ごはんを食べないならお菓子を食べればいいじゃないの、とか言えればいいのでしょうが、お菓子どころかミルクも飲まないので、このままでは待っているのは冗談抜きに「死」なのでは。なぜ、どういう理由で何をきっかけにここまで何も食べなくなってしまったのか。わからにゃい〜。病院で、単に脱水症状を改善するなら点滴で可能だが、栄養剤を点滴する、とかそういうことは本当に大掛かりな治療になり、静脈からカテーテルを心臓に通してどうのこうのみたいな(覚えられない)、、、しかもそれは必ずしもうまくいくとはいえず、栄養剤より「ひとさじのごはん」の方が有効です、と教えられる。そうなんだ〜、食べないからといって簡単に栄養剤とかの治療が出来るわけじゃないんだ、、、。
  ひとさじのごはん、か。耳掻き1杯くらいなんですけど。耳掻きでも積もり積もれば、としつこく何度も耳掻き1杯のごはんを強制的に与えて、今日はすっかり嫌われました。コマッタ。背中の骨がごりごりしてきてしまいました。せっかく目が見えるようになっても、命を落としてしまってはにゃんにもにゃらにゃいのだ〜。この何にも食べない感じはハチクンが死ぬ前の様子によく似ていて、嫌です。フラッシュバ〜ック!!
  やっぱり生まれてきたからには、目も見えて体調もいい状態を味わってみようよ。そうしたらピョコピョコ飛び跳ねても、毛糸のおもちゃで遊んでも今なんか比じゃないくらい楽しいさ。なんとかがんばれチビクン。わたしの食欲をきみに分けてあげたい。


 2007年07月9日(火)(10日)

  今日もチビクンは一進一退。けっこう元気そうじゃん、と思わされたり、こんなに何にも食べないなんて大変、と思わされたり、かなり振り回されっぱなしで疲れたオレ。たまたま母に会ったので「一日中何も食べないし、どうしよう」と弱音をはいたら、心配して見に来てくれて「あんた、元気にならなきゃダメでしょ」とチビクンに言い聞かせていました。その言いっぷりが何ともやさしげで、わたしが子供の頃だってこんなふうに言ってくれたことなかったじゃん。で、ふと気付いたんですけど、どうやら、猫が見捨てられないわたしの性格は母譲りらしい。わたしが次々とノラの子をレスキューし、ついに4匹の子持ちとなったことについて、母は、大変じゃないのとは言うけど、何だか嬉しそうでもあるのです。そういえば、昔、母の実家には猫がいて、それは何匹いるかはっきりとわからないほどの数で、たまに遊びに行くと、猫が群れをなして走り回っている様子にチビッコのわたしは度胆を抜かれた記憶があるほどで、猫がたくさんいる生活環境は母にとって自然なものなのかもしれません。
  左目はやっぱり良くないです。角膜の濁りがかなり大きくはっきりしてきてしまい、たぶん視界の真ん中に何か白い影みたいなものが見えているんじゃないのかな。目薬は相変わらず。最近目覚ましなしで夜中2〜3時間おきに目がさめるようになって、おお、自動的。とはいえ、自分の体力がどこまで持つのか自信は持てず、にゃんとかチビクンにはそろそろ良くなってほしいものです。
  ケージから出たい時や、目薬が嫌な時など、小さな声で鳴くようになり、それはほんとうにか細いミーともピーともつかない音なのですが、今までまったく鳴かなかったことを思うと、これも元気になってきたしるしなのでしょう。


 2007年07月08日(日) 

  毎日チビクンばかりなので、猫好きってわけじゃない人は来なくなっているような気がする、、、。といっても、何かにつけて猫ばかりなのは、今に始まったことじゃなかったのでした。
  で、チビクン。昨日、初めてトイレでおしっことうんちをしました!今まではキャリーの中にセットしたペットシーツを使っていたので、いわば大人用トイレデビュー。ぜんぜん教えてないのに、ひとりでトイレに入って上手に用を足して出て来るとは、天才っ。やった〜。これで、おしっこっぽい時間にキャリーに入れて様子を見たり、あと、部屋のどこかでおしっこしているかもという疑惑から解放されるので、かなり楽になります。
  そして、トイレの後、キュウチャンが食べていたかつお節をクンクン。自分から食べ物に興味を示すのも初めてなので、トイレの次はクンクンデビューです。もしやと思って、みんなと同じ缶詰めを与えてみたら、パクパク。大人ごはんデビューも完了。赤ちゃんを育てるのが初めてなので知らなかったけど、いろんなことが一度に出来るようになるんですねえ。感動。といってもまだ完全に乳離したわけではなさそうで、外の兄弟も缶詰めをパクパク食べるのに、依然としておっぱいも飲んでいるので、こうやってミルクと大人ごはんを行ったり来たりしながら兄ちゃんになるのでしょうね。あ、チビクンは女の子でした。
  目の調子も少し良く、左目は相変わらずですが、右目は角膜の濁りがだいぶ消え、たぶんこれで両目失明という最悪の事態は脱したのでは。今後も油断なくしっかりと目薬をさし、ごはんを食べさせ続けるのみ。がんばれチビクン。
  気がつけば7月もすでに8日で、気を抜くとすぐ月末だ。考えてみると、今年は、1月にギークンが手術をし、2月にキュウチャンの予防接種、4月はナナチャンの交通事故、5月のナナチャンの腸炎&避妊手術、6月は車の車検と修理、そしてチビクンというふうにものいりが続き、あっ、今月はさらに車の保険が更新だし、そろそろナナチャンにも予防接種しなきゃいけないし、ギークンも8月に予防接種だ!てなわけで、恒常的にお金がないので月末が近づくのは嬉しいけど、なんだかたいしたこともしてないのにどんどん月日が経つのはまずいです。
  そしてどう考えても、もう自分で飼うことに決めているチビクンなのだから、そろそろ正式な名前をつけてやるべきなんだけど、なんかいいのが思いつかず、小さいのでついチビクンと呼び続けているのでござる。


 2007年07月07日(土) 

  最近、早起きです。なぜなら、夜、寝る前にチビクンの目薬をさし、その後、3時、5時、7時を目安に目薬タイムを設定しているので、だいたい7時過ぎには起きることになるのです。目薬歴2週間ともなると少しは知恵が働くようになり、やみくもにさすのでなく薬をどう目に吸収させるかということに気が廻るようになりました。以前、眼科の先生に「さしてから少なくとも2、3分は目を閉じていないと効果がない」と聞いたのを今さらながら思い出し、しばらく頭を撫でてやりながら目をつむらせておくようにしています。チビクンの気分がどうなのかはわからないけど、じっと目をつむっている様子は、いかにも薬が効いているような。連日、刻々と一進一退なので、ちょっとのことでは簡単には喜べないけど、この落ち着いた目薬タイムを実践し始めてからかなり腫れと赤みが引いて来た気がする。動きも活発になってきて、落ち着きなくピョコピョコするあたり、本来、子猫はこうでなくっちゃ。正しいぞ、チビクン。昼間ひとりで家にいる時は、1時間毎に目薬タイム。それでわかったんだけど、時間って本当に短いね。1時間なんてあっという間。あれ?と思うほどすぐに次の目薬タイムが来てしまう。そんな目薬タイムが1日に約18回。たったの。18回目薬をさすだけで終わっちゃうんだ。時間を大切にしなくてはね。
  ところで、織姫と彦星は1年に1度しか会えない状態を何年くらい続けたのでしょうね。ずっと、ですか?もしそうだとしたら、1年のスパンが普通の人の感覚とはだいぶ異なるものになっていったのでは。
  1年にひとつは願いが叶うと考えると、たったひとつか、と思うかもしれないけど、ひとつ願いが叶うだけでもそうとうすごいことで、40年過ごせば40の実現した願いに支えられているってことだもんね。でも今日は曇りなので、星が出ないってことは願いは叶わないってことなんですかねえ。そもそも天の川が東京で見えることなど皆無なので、もうそこらへんにはこだわらなくていいってことなのでしょうか。


 2007年07月06日(金)

  チビクン今日も一進一退。病院に行ったところ、炎症は悪くはなっていないとのことでしたが、左目の目尻の方がちょっとくっつき始めているそうです。がーん。やはりこのただごとでない腫れはそういうことだったのか〜。目尻によく行き渡るように目薬をささなくてはっ。病院で、おとといの夜からおしっこもうんちも出ていません!と相談したら、お腹にはそれほどたまっていないので、うんちはともかくおしっこはたぶん出ているでしょう、と言われ、嬉しいような悲しいような。いったいわたしの部屋のどこで、、、。でも!とりあえずそんなことはいいのです。おしっこが出なくなっているのでなければ。トイレの躾なんていつでもできる(のか?)。
  今日一番可愛かったのは、部屋の中をピョコピョコ中のチビクンが、いきなりピョコンとケージの中に飛び込み、しばらくすると元気よく飛び出して来たので、ケージの中を見るとトイレシートが濡れてました。うーん、遊びの途中で「あ、ちょっとトイレ!」って感じだったのね。
  チビクンを置いて2時間以上外出するのは避けたいので、長時間の外出はチビクン同伴が可能な場所でなくてはならず、今日の打ち合わせは同伴不可能な場所だったので、思いきって相手にわたしの家まで来てもらう。家にはチビクンの他にもたくさんの猫がいるので、念のため猫が苦手でないか確認すると、子供の頃飼っていたので大丈夫と言われ、ホッ。家の中に招き入れると、驚いたことに来客があると警戒してなかなか出て来ない猫達が次々と出て来て、それが実に普段通りのリラックスした感じで、キュウチャンなんかテーブルの上に乗ってくつろいだり、キミタチいったいどうしたの?どうやら猫が大丈夫というよりは、かなり猫が得意な人のようでした。チビクンとも、「そうですか、なんとかかんとか、むにゃむにゃむにゃ」と静かなトーンで何か話していたりして、なかなかの達人と見ました。話を聞いてみると隣の猫がなついていたり、ご本人は特に猫好きというわけではないらしいのに、猫の方からすごく好かれるようで、まだ知り合って日の浅い人ですが、ここまで猫に好かれるとはきっと善い人に違いない。と、猫を判断の基準にしているあたり、真の猫バカと言えましょう。


 2007年07月05日(木) 

  チビクン一進一退。神経質に深刻にならないようにといくら言い聞かせても、チビクンの状態が悪いとすぐに気持に動揺が走り、片時もくつろぐことができない自分であることよ。外出先にチビクンを連れて行って、皆さんにご迷惑を詫び、猫アレルギーの人がいないか気を使いながら、ちょこちょこ目薬をさしたりほとんど食べないごはんを食べさせるだけでも、実は気の小さい自分には試練なのでした。夜も寝れないし、これじゃあ身体的にも精神的にも疲労がたまるというものだ。
  昨日がまさにそのピーク。良くなりかけていた左目の結膜が再び真っ赤に腫れ上がってしまい、ごはんをほとんど食べないのも相変わらずで、こんなに何も食べないで生きている方が不思議だ、とだんだん考えることも無感覚になってくる。諦めないと決めたものの、どこかにもしかしてダメかもという絶望的な気分が確実に存在していて、ああ裏腹。
  これじゃあこいつ(オレです)持たないよという天の配慮?なのでしょうか、ゆうべ夜半から峠を越えたように少しづつごはんを食べるようになり、目薬が入らないほどだった目の腫れが引いてきました。ほんの少しだけど。気持のギリギリ度がピークだっただけに、わずかな変化が敏感に感じ取れるようです。ありがたい〜。今日は昼間は休みなので、朝の薬を済ませてごはんを食べさせてからもう一度睡眠。久しぶりによく寝ました。
  自分の気が楽になったのも関係ありそうですが、ホッとすることがもうひとつ。実はかなり心配だったチビクンとギークン達の関係が、なんとか大丈夫な感じになりました。猫って、新しく来た子猫を獲物として認識してしまうことがあり、そうなるといたぶって殺してしまったり、それどころか突然喉元に噛みついて殺してしまったりするんですよね。うちの3匹もチビクンをケージから出すと獲物を狙う「構え」のポーズになってじっと見つめたりしていたので、ほんとうに心配で目が離せなかったんだけど、チビクンをずっとケージに閉じ込めておくわけにもいかないので監視しながら少しづつ慣れさせていったところ、みんなチビクンのこと自分達と同等の猫であると認識できたようです。
  相変わらず構えたりすることはありますが、「ナナチャン、構えない!」とか注意するとハッと我に返るようで、今日は少しの間、猫同志で遊ばせたりもできました。いきなりガブッとかする心配は、もうなさそう。自分の性格上、チビクンを手放すことはあり得ず、みんながチビクンとうまくやってくれるかどうかがかなりの重要事項だったので、ほんとうに気が楽になりました。
  気が楽っていいですね。なんだか世界が明るく見えて、どんな状況でも気が楽に保てればより良いのでしょうけど、今回のことでそれはまだ自分には無理そうだとわかったので、せめてこの軽さ、明るさのためにあの胸が締めつけられるほどの心配と不安があったのだと認識することにしました。低いところがあるからこその高み。とはいうものの、やはりあまり動揺しないで事に対処できる人にはなりたいもので、低さのレベルをどん底まで下げないで、最低を現在の普通のラインに持って行き、そうすれば高い方のレベルをもっと上げることができるのでは。意味、通じてます?うまく言えないんだけど。


 2007年07月02日(月)

  改めて、わたしって案外極端なのでした。チビクンの治療、出来る限りと思うと、気持に余裕がなくなるほど徹底的になっちゃって、目薬もさすわさすわで、一昨日貰った分をほとんど使いきり、それは常識を超えた使用量だったようで、今日、病院でちょっぴりあきれられました、、、。
  ごはんを食べないことやウンチがでないことも、先生はお腹を触診してこれなら問題ないと判断しているのに心配で心配で。今日、あらためてこの程度なら心配ありません、と言われて、ちょっと自分の動揺ぶりを反省しました。育児書に書いてある通りに赤ちゃんが育たないからと不安のあまりに育児ノイローゼになっていく新米ママみたいな状態だったのかも。
  確かに不自然としか思えない量のごはんしか食べないし、ウンチも金曜日から出ていないけど、ピョンピョン跳ね回ったり、すやすや寝たりしているんだから、もう少し気持を明るく持っていいのでしょう。目の状態は良くはないけど、自分の希望どおりの結果がどんどん出ないからって焦ってみても始まらない。当のチビクンはそれでも精一杯今を楽しんで生きているんだから、わたしもリラックスして明るくやらなくちゃ。考えてみれば、こんなに小さい猫の赤ちゃんを撫でたりだっこする機会なんてそうそうあるわけじゃないし、楽しく闘病したほうが、文字通り楽しいっていうものだ。
  こんなふうに気分を変えたら張り詰めていたものがちょっと弛んだみたいで、久しぶりに昼寝ができました。夜の間も何とか目薬をささねばと、連日、寝たような寝てないような状態が続いていたのに、気持が緊張していて昼寝どころじゃなかったのです。わたしが寝ている隣でチビクンも熟睡。そこにギークンもやって来て曝睡。気付くとナナチャンも。あ、キュウチャンも来ました。こんな猫一家ではありますが、大黒柱であるところのわたしが余裕をなくしていっぱいいっぱいになっていたのでは立ち行かない。不安でいっぱいな心で見つめると、チビクンのことを捕まえて食べてしまいそうに見えていたギークンも、余裕をもって眺めれば、「誰かな、この子」程度の気持のようだし。まあ、いろんなことをあまり深刻に捉えないで一生懸命やっていきたいものです。


 2007年07月01日(日)

  チビクン、あんまり良くないです。左目が特にひどく、腫れだけでなく眼球がかなり白く濁ってしまって。昨日からかなりしっかり目薬をさせるようになっていると思うんだけど、もしかして手遅れなのかな、とちょっぴり弱気になるのは寝不足で疲れているせいさ。今日、初めて子猫用の缶詰めを普通の感じで食べることが出来たし、このまま少しづつ食べる量を増やせれば体力だってつくし、そうすれば目にもいいに違いない。
  試しにあてがってやった小さなクッションが思いのほかチビクンにピッタリで、A4サイズのそのクッションの上で仰向けになったり両手を伸ばして寝ているところを見ると、あまりにもすやすやと気持がよさそうなので、もしかして案外元気になってきているのではと思いたくなるけど、やっぱり起き上がって歩くと足元がおぼつかないし、あまりにも慎重に少しづつ前に進むのは目がほとんど見えてないからなのだと思う。昨日からウンチもでなくて、ほとんど食べてないのにお腹がぽんぽんで、こちらも心配。思えば、ギークンを育てた時も同じように食べないのとウンチが出ないことで胸がつぶれるほど心配したっけ。それが今では、パツパツのプリプリボディの大きな猫になっているんだもの、チビクンだってきっと今に元気になる。



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