水族館ネット句会掲示板
[トップに戻る] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]
お名前
name
E-mail
タイトル
title
コメント Comments in English and French are also welcome.
投稿キー
regist_key
(投稿時 投稿キー を入力してください)
パスワード
pass word
(記事メンテ用)

[359] 水族館句会四月 投稿者:おるか 投稿日:2025/04/15(Tue) 22:43  

水族館句会四月

兼題  花一切


1 ひよどりといふ破落戸が花散らす
2 仏舎利塔人影もなく山桜
3 桜咲き満ちて黄昏満ち足りる
4 葉桜となりゆく谷戸の夜風かな
5 分断の今世悲しき花一切
6 錆び付きし抽斗一つ花曇
7 その後のこと語り合ふ夕桜
8 淀みなくほぐれて深し八重桜
9 糖蜜に木の匙の味花の昼 
10 花冷えや命それぞれと呑み込むも
11 テストラン人口島に花の雨
12 お花見ののんきなカメムシ甲羅干し
13 頂上に山の鬱ある桜かな
14 桜餅路面電車に揺られし日
15 花の雲暫く目線を同じうす
16 桜より我が子の写真ばかり撮る
17 足湯して切り岸の花見てゐたる
18 越後いま花の盛りぞ康成忌
19 花見出来ず通勤電車にて後悔
20 仕舞風呂先客一人今日の花
21 夜桜にそつと手を振る四歳児
22 答無き問降りしきる花の森
23 この町に合はせる時計桜咲く
24 山姥や全山桜我に在り
25 糸桜骨離れ良き雑魚の肉
26 五重塔桜に翼広げたり
27 墓仕舞い母に詫び入れ花朧



[358] 兼題! 投稿者:oruka 投稿日:2025/04/05(Sat) 20:04  

各地で桜のにゅーすがきかれます。
我が家の裏山の山桜が咲き始めました。庭の枝垂桜の開花はまだ先の様子。
と、いうわけで四月の兼題は

花一切

といたします。御存じのとおり花と言ったら俳句・連句の世界では桜です。

それでは、桜餅から葉桜まで、桜でいっぱいの句会を楽しみにしております。
御健吟を!


[357] Re:[356] 鳶鴉のご説明 投稿者:oruka 投稿日:2025/03/27(Thu) 20:25  

山椒魚さん

> 猫の餌を鳶が狙うので鳶にも餌をやり始め
> たところその餌のおこぼれを鴉が狙います。
> というわけで鴉にも餌をあげています。
> そんなわけでお目当ての時間になりますと鴉が電線に
> ずらりと並びその間を鳶が飛び交い争いはないです。

なるほど、そういう風にして波紋は広がっていくんですね。
鴉を良く観察なさっていらっしゃるんですね。

実は、私は、というと鴉に観察されています。ベランダでお茶なんか飲んでいると、近くの枝とか軒に来て、クッキーかなんか零さないかと狙っているみたいです。



[356] 鳶鴉のご説明 投稿者:山椒魚 投稿日:2025/03/26(Wed) 13:34  

いつもありがとうございます。
卯辰山頂上付近に二匹の猫がいて
それぞれ別のグループの人達が
世話をしています。
猫の餌を鳶が狙うので鳶にも餌をやり始め
たところその餌のおこぼれを鴉が狙います。
というわけで鴉にも餌をあげています。
そんなわけでお目当ての時間になりますと鴉が電線に
ずらりと並びその間を鳶が飛び交い争いはないです。
でもあまり気持ちのいいものではありません。
冬の間だけかもしれません。



[355] いえいえ 投稿者:oruka 投稿日:2025/03/25(Tue) 12:43  

織女さん

いえこちらこそ、読み込みが甘くて、申し訳ありません。

私は、難解句大好きですので思いっきり、やってください。
とんでもない読解をして御覧にいれましょう。ハハハ
今回もおかげで、清少納言の「花の木ならぬは」の段を読み返すことが出来ました。
なかなかおもしろかったです。





[354] 少納言 投稿者:織女 投稿日:2025/03/25(Tue) 09:58  

おるかさまいつもありがとうございます。
意味不明な俳句ですみません。
はい、枕草子の作者をそこに立たせてみました。
今後は
わかりやすい句作りを心がけます。


[353] 感想ですW 投稿者:oruka 投稿日:2025/03/25(Tue) 02:59  



6 鳶鴉しきり突くや雪解水         山椒魚sann


珍しい光景ですね!雪解けの水をつつく鳶や鴉。不可思議です。

話は別ですが、先日川で水音がバシャバシャするのでなんだろうと思って、ベランダから覗いたら、浅瀬でカラスが行水してました。何度も何度もやってるんです。烏の行水とはかくも長いものだったのか、と驚きました。




8 勝ち誇る軒先の燕雨予報          水種さん


雨の予報が出ても、ちゃんと雨を避ける家があるんだもんね!と、木の枝などに巣造りするほかの鳥たちに勝ったつもり、ということなのでしょうか?燕って、そんなやつでしたっけ?!




20 春の水下枝折れたる山の裾       山椒魚さん


ああ、これは実感しますね。それほど大したこともなく冬をやり過ごしたつもりでも、雪の溶けてから近づいてみると気付かなかった枝が折れていたりする。まぁ、それも春の味わいの一つでもありますけど。



21 キャンプ地へ燕と移動スワローズ       水種さん


キャンプ地で「今年も、燕がきたな!」というと小鳥ではなくて、大柄な人間がうろうろしてるって!? おいおい。




25 少納言青葉の影に遊びをり       織女さん


こちらも何か小説の世界なのでしょうか?少納言というと清原の元輔の娘を考えてしまうけれど、他の方でしょうか。ひょっとして笛の名手のことかな?
すみません。よくわかりませんでした。御解説いただけると嬉しいです。


[352] 無を翻して 投稿者:山椒魚 投稿日:2025/03/24(Mon) 17:40  

「無を翻して」うーむ、どういうことかなと結構考えました。無限とか永遠とかがとかく好きな私しですので楽しい時間が持てました。これからもよろしく感想お願いします。


[351] 感想ですV 投稿者:oruka 投稿日:2025/03/24(Mon) 02:18  



15 つばくらめ帰りなんいざひのもとへ   右陣平さん

「田園まさに荒れんと」してますけどね。
言われてみると確かに渡り鳥は、どちらに向かうときも帰る気持ちなのかもしれませんね。「帰りたい」という切実な気持ちがこみあげて飛び立つのでしょう。さもあろう、とおもいました。


17 肌一枚一日分の春の水          洗濯機さん


作者の御自解を拝読してから感想を書くのも気が引けますが、私の一読して思ったイメージは、

 人間とは一枚の肌で包まれた水風船のような存在です。世界と自分を分けているのはただ肌一枚。その内なる水も日ごとに循環して春ともなれば春の水である。そういうことか、とおもってました。




24 つばくらめ今朝早起きが二軒増え      洗濯機さん



私は寒がりなので、冬の間は朝お布団から出るのが億劫でしょうががありません。朝の燕の声とともに起き出しても、平気になった。ああ春だ!という感じなのでしょか。いいなー、
私には、早朝はまだ寒いですけどね。





5 詩人らの黄泉平坂春の雪          織女さん



なんだかこの冬は訃報が多い気がしましたね。谷川俊太郎氏も亡くなられてしまったし。黄泉平坂に詩人を送る如く春の雪がしらじらとふりつづいているのでしょうか。哀しくも美しい。谷川俊太郎の新作がもう読めないとはさびしい限りです。





[350] あらら 投稿者:oruka 投稿日:2025/03/24(Mon) 01:44  

先の書き込みの山椒魚さんの御句の感想がおかしなことになっていました。

22 西の茶屋つばくろの巣に三味の音      山椒魚さん


随分前に西の茶屋で句会したことがあります。すっかりきれいに整備された東の茶屋街とは【多しょう趣を異にして、昔ながらの印象でした】。どこからか流れてくる三味線の音、素早く【無→身】を翻して飛ぶ燕、花街らしく柳などが【芽吹いて揺れて】いるのでしょう。一幅の絵のようです。

【 】内が抜け落ちていました。意味不明ですみません。


[1] [2] [3] [4] [5]
処理 記事No 暗証キー
- LightBoard - - ronmom.com -