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[569] 鳴かず鳴く 投稿者:ともこ 投稿日:2025/11/22(Sat) 08:56  

いつも感想をありがとうございます。
「鳴かず鳴く」は、どこかで読んで印象に残っていた言葉で、あまり深く考えずに拝借してしまいました。

朝晩寒くなって草むらの虫の声が消えてしまった、でも地中では鳴かず鳴く蟲すなわちアリさんたちが忙しく働いているのだな、という単純な句です。

おっしゃる通り、紅葉かつ散るこの季節は、一年で一番好きな季節なのに俳句がつくれず、鬱々悶々としています。
俳句って正直ですね!?


[568] 感想ですV 投稿者:おるか 投稿日:2025/11/22(Sat) 00:02  


10 かの人は神即自然冬の月          山椒魚さん

うーん、「かの人」どなたでしょうね、スピノザさんですか?

「自然」を「じねん」とよめば仏教的な世界観に近づきますし、日本の八百万の神々もそうですが、アニミズム的な多神教的世界の神は、自然神、と言いますか、自然をいかに認識するかということの表現であるような気がしますし。

現代日本に生きていると、東洋も西洋も見えるので面白いけれど、広がりが大きすぎて特定が難しくなりますね。

14 神農祭張子の虎を笹に吊り        九鼠さん

張り子の虎、昔、お土産にいただいたことがあります。かわいい虎で、好きだったな!
少彦名命と神農の関係がいまいちよくわからなかったのですが、どちらも医薬の元祖に祖神であらせられるのですね。
虎と結びついたのは江戸時代のコレラの流行の折にはじまったことのよう。虎の威を借りて疫病退散をねあったのでしょうか。当時は切実な思いの込められていたことでしょうが、今は緑の笹に彩りよくかわいらしい縁起物として飾られている。良きかな、良きかな。


15 海に出て木枯し大吊橋を渡る        九鼠さん


うう、寒そう。そのうえ、大つり橋がはげしく揺れそうで怖い。広々した海に出て、凩が思いきり、吹きまわっているようなすごさです。
広大且つ、動きのある一句・


19 凩や恋の襟首入りきり           洗濯機さん

難しい。「恋の襟首」おもしろいですね、「襟足」ならありそうですが、「恋の襟首」という表現は初めて見た気がします。そのうえに「入り切り」うーんこれはどういことでしょうか、

恋する人のきれいなうなじに凩が吹き付けるというだけのことでもないでしょうね。恋の襟首は、どこに、なぜいかに,「入り切り」となったのでしょう。うーん状況が、わかりません。




20 凩や鳴かず鳴く蟲地の奥に       ともこさん


「鳴かず鳴く』虫とは、声なき声などのように、なにか鬱屈したものを抱いている心的状況の表現と考えられます、大地の奥底に鳴かずに何かをこらえている虫。その心はどれほどのことを抱えているのでしょう。凩の冷たさがひとしお冷たいですね。なんだか虫に同情を感じます。




6 神の旅大阪寿司のバッテラも          真里子さん

寿司といえば、 江戸前がおもいうかびますが、バッテラはいかにも大阪らしいネタですね。
神さまが御留守の間に、うまいもん食べたろ―って感じでしょうか。
バッテラたべたくなりますね。






21 凩や墓屋の隣マッサージ            洗濯機さん


死んであの世に行って、たまにお盆なんかでこの世に戻ってきたとき、かつてのなじみの街角などをぶらぶらしてみる。そんなとき、きっとこういう風景が一番懐かしいのじゃないでしょうか。ことさら美しい景色でも豪華な建物でもない、なんでもない町並みや、しょうもないこの世の風景が、一番泣けるのじゃないかしら。
そんなことを考えました。




[567] みそなわす 投稿者:おるか 投稿日:2025/11/21(Fri) 22:44  

山椒魚さん

広辞苑ではただ「見る」の尊敬語、と出ていますが、私の印象では、「御覧になる」よりはもう少し丁寧で、見守るというふうなにゅあんすがあるとおもいます。
まぁ、神様以外にはあまり使わないような。

神さまが見守るということはまぁ、祝福されているようなものですよね。


[566] 神のみそなわす 投稿者:山椒魚 投稿日:2025/11/21(Fri) 17:35  

「神のみそなわす」はじめて聞く言葉でした。調べてみてなるほど「いつも的確な感想ありがとうございます。この句会は本当に勉強になります。



[565] なるほど 投稿者:おるか 投稿日:2025/11/21(Fri) 10:37  

織女さん

猟場のほうでしたか。確かにその方が、何となく野性味が感じられて良い気がしますね。
野生の生き物が潜んでいるような自然の奥深さが冬の直截な日差しの中に有る。良い設定ですね。
ただならぬ気配が感じられます。


[564] 間違いました 投稿者:織女 投稿日:2025/11/21(Fri) 10:29  

いつもありがとうございます。
句についての感想有り難く感謝しております。
今回の俳句に関して私の間違いでした。
ご猟場が正しいです。
東京ディズニーランドの近く、行徳に鴨を見に行きました。
はるか昔のことですが、宮内庁のご猟場があり、鴨が数羽浮かんでいました。私の吟行事始めのような場所です。
今は遠出もできず記憶の中で句を作っています。
水族館の句会を有り難く感謝しています。

どうか宜しくご指導ください。
皆様のご健康をお祈り申し上げます。



[563] 感想ですU 投稿者:おるか 投稿日:2025/11/21(Fri) 02:57  



17神在りて柊の花零れるや      山椒魚さん


柊の白い小さな花。パラパラとこぼれ落ちて地面に散り敷きます。香りも高く良い花です。
神在は出雲の他に諏訪でも、その地から外へ出ないと約束したので神様いらっしゃるんですよね。初冬の日差しの中で音もなく零れる白い花。散ることは衰退というだけではなくそれもまた神のみそなわすことであるという、大いなる肯定の世界観です。
小さなものの上に顕現する大いなる肯定。美しい一句です。



9 神職は早折の家系七五三          洗濯機さん

早世は神の愛で給うためであるとよく言われます。この句の神職の方もきっと清らかな、やや線の細い印象の方なのでしょうね。子供達の元気な成長を願う七五三を和やかに眺めていらっしゃる姿も、一入尊い。




11 煎餅のカリと音して神無月         真里子さん


『カ』音の乾いて硬質な響きが初冬の空気感を感じさせます。こういうさりげないことに季節の気分を捉えるのも俳句ならでは。




16 ご料場の日射しに神を送る道        織女さん


料場ときくと、なんとなく猟場を連想してしまいますが、、天皇の直轄地という意味なんだそうですね。おそらく自然豊かな地なのでしょう。樹木や草草もゆったりと生えていそうです。明るい初冬の日の中、日矢が動いたのでしょうか、風が通ったのか、道が顕現する。神の通る道だ、と直感なさったのでしょう。大きな句。




22 野を焼いて神の通れる道作る        織女さん


古事記、日本武尊の相模の国の野原で火をかけられたときのことなど思い出されます。弟橘比売命の「さねさし相模の小野に燃ゆる火の火中に立ちて問ひし君かも」もそのときのおもいででしょうか。まさに絶唱ですね!

野焼きの中に神のお通りになる道がある。素晴らしい。




3 神うまし蟹丼の上の蟹の面        風林さん


「神うまし」これは古事記万葉の「神宇摩し」というより最近の表現で、非常にこなれた素晴らしいことに「神」とつけるそっちの方でしょうか?蟹丼の上に、カニの殻かなんかのっていたのでしょうか、おいしそう、



〇4 鵯のこゑ梢に渇く神の留守        ともこさん


声が梢に乾く。この把握が秀逸です。ひよドりは野鳥のなかでは体も大きくよくみかけます。声も良いとは言えないけれどわかりやすい。
大きな声で梢に存在感を示す鵯。この季節らしい味わいです


[562] 感想です 投稿者:おるか 投稿日:2025/11/19(Wed) 23:31  



13 凩や義仲殿の潔し    山椒魚さん

木曽義仲は、中国の歴史上の人物だったら、項羽みたいな、一代の武将として三十年の人生を駆け抜けた人ですね。

義仲を北陸道方面へ逃れさせようと獅子奮迅の今井金平に「一緒に死のうと思って来たのだ」というあたり泣かせます。

芭蕉は義仲が好きだったようですね。義経もですが判官贔屓というのは今も昔もかわりません。
はらはらと葉を散らしつつ吹きすぎるいちじんの木枯らしと木曾殿の取り合わせ。よくにあいます。やや似合いすぎる…かな?



2 貝殻の濡れては乾く神の留守     織女さん


 この極々淡い詩情は俳句ならではのものでしょう。
海岸の砂に半ば埋もれて濡れては乾く小さな貝殻。 虚しさ、や徒労感などと、ことさらに言上げすると逃げてしまうような、薄々とした情趣です。これぞ細み、軽み というものではないでしょうか。

神の留守という言葉の形而上的ニュアンスも、生きている。




5 凍鶴や星は神話を語り出す     ともこさん

冬の星座は一等星が多くてきらびやかです。きれいですよね。

現代の星座にまつわるはなしはギリシア神話で、それも楽しいけれど、それだけではなく、ドゴン族の神話とか世界中の星にまつわる神話の数々を聞き取った、古代の人々のように作者にも星々がささやきかけてきたのかもしれませんね。





7 凩は聞くもの誰も来ぬ時刻      真里子さん


「凩は聞くもの」たしかにその通り。枯葉の舞う姿など目に映るものも、または髪を乱して過ぎる冷たさもそれぞれよいけれど、やはり凩は「聞くもの」ですね。
作者の透徹した孤独の世界は充実しているのでしょうね。





18 凩の中首塚も胴塚も         九鼠さん


凄い句ですねー!! 
このあたりには斎藤別当実盛の首洗い塚があります。洗ったら白髪があらわれて義仲が泣いたというお話ですね。
「首塚」だけだと、つい平将門のビルの谷間の将門塚を思い浮かべますが、首塚も胴塚も各地にあるようです、古戦場のちかくとか。
平安末期から戦国のじだいはそれこそ一所懸命で殺し合いをしてきたのですね。人間の愚かさというか哀れというか、塚をめぐる凩の音に、首を垂れずにはいられません。






[561] Re:[559] 感想です 投稿者:ともこ 投稿日:2025/11/18(Tue) 09:52  

> 余談ですが、私の地元に大虫神社という神社があります。
> 宮司は代々岡本家で、現在の宮司は101代目です。赤穂討ち入りの岡本父子は親戚とか。

すみません、岡本家ではなく、「岡野家」です。


[560] 義仲殿 投稿者:山椒魚 投稿日:2025/11/17(Mon) 11:23  

凩をイメージすると義仲殿が浮かびました。洗濯機さんのご説明で納得しました。凩はスカッとしていて好きです。
「柊の花」は白くて小さな花です。クリスマスに飾られるヒイラギとは違うと思います。赤い実をつけてます。
                   重度植物オンチ山椒魚




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